(3) 収穫する

 イシル地区のコーヒー豆は、12月末から4月にかけて、3回から4回に分けて収穫します。

 最初と最後の収穫の豆は小さめで、中2回の収穫の豆が粒もおおきく充実しています。収穫のとき、開花時期に最後に咲いた花のところについた実はまだ青く、一緒には収穫できないので、赤い実だけを収穫します。赤い実を指でつまんで摘むときに、実と枝をつないでいる軸を枝にのこさなければなりません。軸も一緒に摘んでしまうと、そこには花が咲かない、つまり翌年に実がつかないということになるからです。

 収穫作業は、コーヒー栽培農家にとっては一番忙しい時期であり、小さい子供もふくめて家族総出で行います。規模の大きい農家の場合は人を雇って収穫します。

 コーヒーの木は他の果樹と同じく、収量の多い年と少ない年とが交互にやってきます。