(7)シャドウツリー

 シャドウツリーの目的は、文字通り日陰をつくり、極端な高温や低温を防止し、湿度を保ち乾燥をふせぎ、霜などの害からコーヒーの木を守ることです。

 こちらでシャドウツリーとしてよく使われる木はクシン(cusin)と呼ばれるマメ科の植物で、成長がはやく、高さは10メートル以上に達します。この木は、空気中の窒素分を葉で吸収し、根をとおして土中に窒素分を供給します。また、その落葉もカルシウムやカリウムなどの必要な養分を豊富にふくむ有機肥料となるので、コーヒーの有機栽培にはうってつけです。

 コーヒー畑の遠景の写真で御覧いただけるように、畑全体がクシンの木で覆われています。クシンの木の陰の下、コーヒーの木が列をなして植わっているのがお分かりいただけますでしょうか。