村の水
2005/03/15
サフシバン村には水道がないので、沢水を集めて、塩ビパイプで各家庭に供給されている。水質はきわめてよく、新鮮な水が大量にあるので、コーヒー豆の水洗作業には好都合で、それがこの村のコーヒー豆の質の高さに関係がある。コーヒーの果肉の色素やヌメリを短時間に新鮮な水で洗わないと、豆が発酵したり、においが残るために品質が落ちてしまう。同じような標高の畑でも水がわるいと、一目で違いがわかってしまう。
生産者の集まり
2005/03/15
サフシバン村のコーヒー生産者の集まりがあった。この日は、収穫時期であったためにあまり人数が集まらなかった。本来は、建物のなかで行われるはずであったが、鍵がかかっていてなかに入れず、外で簡単な質疑が行われた。
なお、この建物はいわば公民館で、ときには簡易裁判が行われることもあるという。
家路につく少女たち
2005/03/09
早朝から家業を手伝い、コーヒー豆を収穫し終えて家路へつく少女たち。学校は午前組と午後組にわかれて登校する。この子たちは、午前中親の仕事を手伝い、午後から学校へゆく。背中にしょっている袋にはその日収穫したコーヒー豆がびっしりはいっていた。
村の留置場
2005/03/09
村には警察官は常駐していない。村内で事件が発生したときに、一時的に容疑者を収容するための留置場がある。事件の発生の連絡をうけて警察官がやってきて身柄を拘束されている容疑者を裁判所のあるネバッハ市へと連行するという。平和な村では重大事件があまり発生しないので、この留置場はほとんど使われていない。
収穫風景
2005/03/08
民族衣装を着た女性たちがコーヒー豆の収穫をしています。若い人ほどセーターやジャケットなどの、民族衣装ではない上着を着る傾向があります。ただ、民族衣装のほうが風景に溶け込んでいるという印象は受けます。
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